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周りの目ばかり気にしていた僕が、等身大の自分を受け入れられた理由|運営メンバーインタビュー ゆいと

出展:

ゆいと

「人の目なんて気にしなくていいよ」

こんなメッセージを見たり、聞いたりしたことがある人もいると思います。しかし実際に人の目を気にせずにいることは、家庭や学校、地域などさまざまなコミュニティにいる以上、難しいですよね。

“今はそうでもありませんが、かつての僕は、周りの視線が気になって仕方のない人間でした”

こう笑いながら語るのは、カタリバオンライン for TeensのデザインコースやPRを担当している、ゆいとです。彼が「今はそうでもない」と言えるようになったきっかけについて、話を聞きました。

 

かつては、周りの視線がゴールだった

幼い頃から自分のことを「やらなくてもカッコいい」と思っていたという、ゆいと。その言葉の通り、授業中は寝ていてもテストの点数は良いといった具合に、勉強も部活も難なくこなせていたといいます。ただその余裕の裏側には、常に周りからの視線を気にする自分がいたそうです。

“「できる人でありたい、できる人でいなきゃ」とずっと思っていました。失敗が恥ずかしかったんです”

そんな“できる人”でいたかった彼が、はじめて壁にぶち当たったと実感したのは、高校時代のサッカー部での最後の大会でした。

 

“高校サッカーの最後の大会で「こんなところで負けるの?」というところで負けてしまったんです。しかもスタメンだった僕は、全く活躍できなくて。ただそんな状況にもかかわらず、試合終了の笛が鳴った瞬間の僕の感情は“無”でした。悔しい気持ちが湧いてこなかったんです。それどころか「できなかった自分」に対する居心地の悪さがありました”

 

そんな彼の目に入ってきたのが、目から大粒の涙を流すチームメイトとマネージャーの姿でした。号泣する仲間たちの姿を見た彼は、その時はじめて「周りからどう思われるか気にしている自分、カッコ悪い」と実感。そしてその瞬間、「こいつらとサッカーできて良かったな。もっと一緒にサッカーをしていたかったな」という感情が溢れ出て、気づけば涙がこぼれていたそうです。

 

“周りからどう思われるかばかりを気にしていた僕にとってこの経験が、その後の人生における考え方に大きな変化を及ぼすきっかけとなったのは間違いありません。結果よりも、仲間と没頭する時間に価値があって、大切だと思えるようになりましたね”

 

サッカー①

 

5年、10年先まで大切なことを問い続けて

周りの視線ばかりに目を向けていたゆいとが気づいた、結果よりも大切にしたいこと。ただ彼には、運よくそう気づけるきっかけがあったようにも思えます。

 

“自分の中で起こった「揺らいだ瞬間」を見逃さないことが、大切だと思うんです。僕もサッカーの最後の試合で号泣する仲間たちを見た瞬間に、自身の中に揺らぎを感じました。その瞬間に、仲間と何かに没頭していきたい、やりたいことに夢中になりたいという気持ちがはっきりしたんです。自分の中で何か「揺らいだ瞬間」があったら、「5年先、10年先まで大切にしていたいことは、なんだろう?」と考えてみる。それだけで、これまで以上に自分自身と向き合えるような気がします”

ありのままの自分を好きになる、「未来でも大切にしたいこと」という軸

そもそも、周りから「よく見られたい」と思う気持ちは、人間誰しもが持っていてもおかしくない自然な欲求です。しかしそればかりが自分の価値基準になってしまうと、いつの間にか見栄を張らざるをえなくなったり、本当に思っていることを口にできなくなったりして、自分を苦しめてしまうことに繋がってしまうかもしれません。

とはいえありのままの自分を自分で認める、評価するのは、なかなか難しいもの。自分の努力ややっていること、考えに、ふと自信が持てなくなる時もあるでしょう。

その瞬間に「将来もずっと大切にしていきたいこと」を考えてみることが、ありのままの自分を今よりもっと受け入れ、好きになるきっかけとなるかもしれませんよ。

(インタビュー・あやきゃん)

 

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