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自分が共感できることって何だろう?/”問い”を育む 高校生たちの物語。 #23

「”問い”を育む 高校生たちの物語。」は、カタリバオンライン for Teensで出会った全国の高校生の「未来」と「探究」を応援するインタビュー企画。

日常の小さな疑問や違和感、純粋な好奇心や”好き”から、迷いながら一歩ずつ「マイストーリー」を歩む高校生を紹介します。

あいさんプロフィール

高校3年、山梨県在住、茶道部
「Z世代へのマーケティング」に関心を持ち、積極的に課外活動をするあいさん。自分が共感できることから将来の目標や夢を探し、新たな環境へチャレンジを続ける。

 

自分が共感できることから新たな一歩を踏み出す。

Q:今取り組んでいる探究活動/マイプロジェクトについて教えてください

私は「Z世代へのマーケティング」をテーマにしています。
企業がZ世代に向けてどのような広報活動をしているか、それがどのように受け取られているかなど、SNS広告やインフルエンサーマーケティングなどの活動に興味を持っています。

2年生の時は「ファッション・コスメを購入する際にどんな媒体を使って情報収集をするか」「SNSを見て購入するか」等のアンケートを中心にしたリサーチ活動を行いました。
3年生になってからは、インスタグラムに注目し、Z世代がどのような広告に興味を持つかについて探究しています。また文房具メーカーとの商品開発など様々な取り組みにも挑戦しています。

今は「トレンドキャッチプロジェクト」という大学生を中心にしたマーケティング組織にも所属しています。インスタグラムで活動を知り、9割が大学生のチームなのですが、思い切って応募し合格をもらい参加しています。参加する前から、運営側の視点に立ったらどうなんだろう?私だったらこう伝えたい!など色々と考えていましたが、実際に取り組んでみると、インスタ記事の内容や伝え方を考え、反応をもらえることがすごく楽しいし、数字で結果が見えてPDCAを回すこと自体に面白さを感じます。

 

▲運営に関わるInstagramアカウント

 

Q:「Z世代へのマーケティング」について活動をするにあたっての原動力はなんですか

一番はZ世代の価値観に共感できたことです。
Z世代の特徴を調べる中で、コスパや時短重視、商品購入する際に口コミをよくチェックするなどの価値観に共感できることが多く関心が深まっていきました。自分も若者女性の一人ですし、女性の若者に対するプロモーションに取り組みたいと考えて今活動しています。

それと、中学生の頃は消極的で後悔することも多かったのですが、高校ではそういうことを少なくしたい、一歩前に踏み出したいと感じていたことも大きいです。探究を進める中で将来ECサイトの運用やSNSプロモーションの仕事をしたいと定まってきたこともあり、どんどんチャレンジしたいと考えています。

 

疑問をそのままにしない。調べる・行動することで新たな発見がある。

Q:探究活動/マイプロジェクトを通じて、どんな学びや変化がありましたか

1つは、疑問に対してしっかり調べる大切さに気づいたことです。
これまでは自分が気になることや友人に聞きたいことがあっても聞かずに納得いかない状態のままで過ごしてしまうこともありました。それが、アンケート調査やSNS運用をすることで新しい発見があり、疑問をそのままにせず調べていくことの面白さを実感しました。

もう1つは挑戦することの楽しさです。「トレンドキャッチプロジェクト」に思い切って参加することで大学生とディスカッションできたり、企業の方とお話しでき、交流の輪が広がりました。その結果として視点が多角的になったし、視野が広がった実感があります。

 

Q:これからどんなことにチャレンジしていきたいですか

高校生活の間は、まだ探究が終わっていないので、引き続き力を入れたいです。
そして、経営学科でマーケティングが学べる大学に進学したいと考えてます。取材やアンケートを積極的にしながら、アクティブラーニングを取り入れて、実践的な取り組みをしたいです。

また、ゼミ活動やプロモーション業に関われるようなインターンにも積極的に取り組みたいです。その際は、最近注目している中国のライブ配信を用いた宣伝方法である、ライブコマースを取り入れたいです。将来的には、プロモーション業だけでなく、マネジメントやプロデュース事業に携わってキャリアアップをしたいと考えています。

また、Z世代の次の世代がα世代と言われており、そのような自分自身より若い世代の価値観にも関心があります。いずれはα世代がマーケティング活動に取り組みながら等身大の意見を発信する、企業との架け橋になるようなコミュニティを作りたいです。

 

目標や夢のために一歩踏み出す姿勢を大事にしたい。

Q:今回カタリバオンライン for Teensに参加してどうでしたか

インスタグラム広告を見て、今の自分に足りない力を養える講座の内容に魅力を感じ登録しました。その中で、AO入試を控えていてグループワークや討論が審査対象だったこともあり、最初は「ファシリテーションスキル」に申込みをしました。

ファシリテーションというと硬いイメージがありましたが、講座に参加し、ファシリテーションは明るい雰囲気や心地のいい場を作ることが大切だと学び、これまでのファシリテーションに対しての意識が変わりました。また、グループメンバーの背景にまで着目する視点が大切だと知れたことは、今後に活かせるヒントになりました。

カタリバオンラインには意欲のある高校生が多く、たくさん刺激をもらったので、これから「プレゼンテーションスキル」「イベント企画力」といったプログラムにも参加していきたいです。

 

Q:最後に全国の高校生へメッセージをお願いします!

目標や夢のために一歩踏み出す姿勢が大切だと思っています。私も元々消極的な性格で、あまりチャレンジせず、後悔することもありました。でも一歩踏み出してみると思っていた以上に簡単で、参加してみると楽しいと感じることが多いです。自分の強みに気づけて成長を感じられることも多いし、視野も交流の輪も広がります。なので興味あるものがあれば、ぜひ挑戦してほしいなと思っています。