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2023.02.02 UP

たけちゃん

2023.02.02 UP

自分の「好き」を、どうやって探究に繋げたらいいんだろう?/”問い”を育む 高校生たちの物語 #38

2023.02.02 UP

「”問い”を育む 高校生たちの物語。」は、カタリバオンライン for Teensで出会った全国の高校生の「未来」と「探究」を応援するインタビュー企画。

日常の小さな疑問や違和感、純粋な好奇心や”好き”から、迷いながら一歩ずつ「マイストーリー」を歩む高校生を紹介します。

あいさんプロフィール

高校2年、埼玉県在住、弓道部、書道部、生徒会そしてエンタメ委員会に所属。

「学校」や「教育」というワードに興味があり、将来は教育系の仕事に就きたいと考えている。

 

探究の始まりは、自分の「好き」なこと。

 

Q:今取り組んでいる探究活動/マイプロジェクトについて教えてください

「SDGs×ジブリ」で探究学習を進めています。最初は、探究をどうすればいいか分かりませんでした。ジブリは奥が深い!と、分かっていたものの、一番好きな作品は?良さは?と聞かれても、答えられない自分がいました。良さといっても沢山あるし、なかなか言葉にできない…。それに引っかかってました。

 

そのため、まずは自分の好きなジブリのことを調べることからスタートしました。具体的には考察動画を観たり、ジブリに関する教育論文を読みました。更に「鈴木敏夫とジブリ展」へ行って、ジブリや監督の考えを知りました。また、私の通う学校ではSDGs教育に力を入れていることもあり、ワークショップ等でSDGsのことを学び、そこからジブリとの掛け合わせを思いつきました。

 

調べていくうちに、ジブリの作品には「社会問題、環境問題に関するメッセージが込められているのではないか?」と気がつき、それを読み取って、そこからどうやってアクションをして、解決に向かっていくかを考える探究に辿り着きました。

現在は、メッセージが分かりやすく、参考にしやすいものを選んで、ワークショップをしています。もののけ姫は特に想いを伝えやすい環境問題を扱った作品です。

 

疑問に思ったことは「どうすれば良くなるのか?」プラスαを生み出せる。

 

Q:探究活動/マイプロジェクトを通じて、どんな学びや変化がありましたか

 

自分の好きなことなので、全てが楽しくて夢中になって調べたり考えたりしました。逆に、好きなことをどうやって周りに伝えるか悩みました。イベントをするにあたって、相手目線に立ちながら、もう一度ジブリを観てもらえるように工夫しました。もう一回観たい!こうやって考えるともっと面白くなるんだ!!といった感想があり、自分の好きなことがちゃんと伝えられていることが実感できて嬉しかったです。

 

探究を通して、自分ができることについて視野が広がりました。SDGsに関連して身近なところから自分ができることに着目し、実際に行動を起こした例では、書道部で筆を洗うときの水がもったいないと感じたので、バケツを使うようになりました。そして、ペットボトルの水を飲みきれるよう意識できるようになりました。

 

思考の変化も感じています。先ほどから「水」に着目していましたが、普段学校で利用している水がぬるいと思ったところから、給水タンクの改良ができないのかと考えるようになり、どうしたらその疑問が改善できるようになるのかを考えるようになりました。

 

▲SDGsのイベントに参加した時の写真

 

Q:これからどんなことにチャレンジしていきたいですか

 

最近は、サブカルチャーにも興味を持っています。既に世界中に広がっている様子から、「サブ」カルチャーではなく、普通のカルチャーなのでは?と考えるようになり、2月には、新たな問いで探究をスタートしていきたいです。例えば、戦隊ものを取り上げてみるのかどうかを考えています。ヒーローと悪役がいて、ヒーローが好きな人が多いですが、悪役が好きな人もいます。悪役にも守りたいことがあって、ヒーローが悪役の邪魔をしているという見方もあるはずです。「この考えの差がどこからきているのだろう?」と感じています。面白い探究になりそうです!

 

探究のおかげで、テーマが既に決まっていることもあり、行きたい大学へ行くためにもっと磨きをかけたい!と意欲に燃えています。私にとって探究は、進路選択の大切なポイントになっています

 

将来の夢は、「子供たちが社会問題に関心を持って、それを解決しようとする未来」を実現することです。この未来へ向けて、自分が実現したいことが2つあります。1つ目は教育事業を行う会社に就職することです。大学教員にも興味を持っています。2つ目は自分の研究したことについての本を書き、自分の考えを広めることです。そして、社会に影響を与えたいと考えています。

 

全国の高校生と話ができたら自分の成長になる!だから、一歩踏み出せた。

 

Q:今回カタリバオンライン for Teensに参加した理由を教えてください

 

私自身Teensについて知りませんでしたが、校内の探究でお世話になっているメンターさんに教えてもらいました。それまではオンライン上で学べることを知りませんでした。

参加当初はドキドキしていて、zoomがうまく使えるのか不安でしたが、いろんな話を聞いたり、ディスカッションするのが好きだったので、学校内の高校生だけではなく、いろんな高校生と話ができたら、自分の成長になると思って、勇気を出して一歩踏み出しました!

 

Q:カタリバオンライン for Teensに参加してどうでしたか

 

プログラムの中でも、参加者とディスカッションする時間がとても印象的でした。

オンライン上でうまく話を振ったり、話を受ける場面の学びが多かったです。

15分くらいのワークショップだったので、みんなもすごく暖かくて、積極的に参加してくれたので安心できました。

緊張したけれど、3日間のプログラムで、オンライン上でも他の人と距離が近づき、日を追うごとに話しやすくなりました。少しずつ参加者やスタッフと距離が近づいていくことでオンライン上でも参加しやすかったです。

 

Q:最後に全国の高校生へメッセージをお願いします!

 

探究活動で一番大事なことは、自分の好きなことを見つけて、探究することです。

それがモチベーションにもなるし、そこからキーワードを結びつけたり、いろんな機会を得られます。何よりも自分の好きなことは、楽しめるし、良い探究に繋がります。

小さいことや、気になるなってことを調べたり、ちょっとGoogleで検索すると、これいいなって思う「心に残るキーワード」があったりします。

 

探究の初めの一歩は大きそうに見えるけど、実は生活の中の小さなことからできます

 

Teensでも「問いを大切に」と出てきますが、まずは色々なことに興味を持つことがそのスタートだと思います。自分の興味のある分野を始めから決めつけないでください。視野を広げ、興味を広げることからやってみてください。

 

探究ゼミ「私たちとジェンダーvol.2~何が“差別”を生んでいるの?~」(2/20実施)

2023.02.01 UP

「大学生企画〜今日は「教育」について語ってみよう〜」(2/19実施)

2023.02.01 UP

探究ゼミ「私たちとジェンダーvol.2~何が“差別”を生んでいるの~」(2/20実施)

2023.02.01 UP

LGBTQへの理解度は、なぜ世代やバックグラウンドによって異なるのだろう?

 

「世代によって同性婚の支持率はバラバラ。」…
LGBTQへの理解を取り掛かりに、
“差別”が生じる背景・どう無くしていくかを考えよう!

 

「若い世代は同性婚に賛成なのに、上の世代は反対が多数派。」

普段目にするニュースからも、 世代によってLGBTQ理解には差があることが伺えます。
差別的な言動で“炎上”する人を見てあきれる一方で、
逆に「自分がふとした発言から、批判される立場になったら怖いな…」と感じることもあるはず。

このプログラムでは、世代によっても受容度が異なるとされる「LGBTQ」を題材に、
「何が“差別”を招いているのか」考えていきます。

「これからの社会で、世代や立場を超えて、 お互いを尊重し合っていくには?」…
対話やワークを通じて、同年代の仲間と一緒に考えてみませんか?

 


こんな人にオススメ

  • 有名人の失言や差別発言を目にするたびに、「自分の方がマシ!」と思う人
  • ネットの炎上ニュースに関心を持つ人
  • SDGsや「持続可能な社会をどう創るか」に興味がある人
  • 多様性やLGBTQに興味がある人
  • 「自分は差別なんて絶対しない!」と思っている人

 


スケジュール

1回完結型のプログラムです。
開催日時: 2/20(月)20:00-21:30

  • チェックイン、自己紹介
  • インプット&ワーク①「同性婚に対する、世代間の意識の違いとは?それって何が招いているんだろう?」
  • インプット&ワーク②「“差別”を生む、世の中のメカニズムとは?私たちに、まず出来ることって何だろう?」
  • チェックアウト、振り返り

 


学べること

  • “差別”を生んだり、助長してきた社会の仕組み
  • “差別”をなくすために出来る、一人ひとりのアクション

 


事前準備

  • zoomを使えるようにしておいてください。(カメラ/マイクオンでご参加ください)
  • Googleアカウントの作成(Googleドキュメントを使用します)
  • 準備が不安な場合は、会員用公式LINEよりお気軽にお問い合わせください。

【高校3年生歓迎!】カタリバオンライン for Teens エントリー受付中!

2023.01.30 UP

高校3年の今だからできる!
大学生活で役立つスキルを身につけよう!

全国から1,000名以上の高校生が参加する
オンラインプログラムを無料で開催中!

卒業までの時間で新たな学びにチャレンジをしよう!

 

 


▲オンラインプログラムの様子

 

2月も大人気スキルアッププログラムを6講座ご用意

すべてオンライン開催!日本全国どこからでも気軽に参加できます!

 

 

 

◆プログラム予定(全日程20:00~21:30開催)

 

「対立した意見をまとめる話し合いのコツを考える!」
●ディスカッションスキル(2月期)
月曜コース:2/6, 2/13

 

「初心者歓迎!デザインの基礎きほんを学ぼう!」
●デザインスキル(2
月期)
火曜コース:2/7, 2/14

 

「自分の想いをカタチにして届けよう!」
●イベント企画力(2月期)
水曜コース:2/8, 2/15

 

「一生役に立つ『伝える力』の基礎を学ぼう!」
●プレゼンテーションスキル(2月期)
木曜コース:2/16, 2/23
金曜コース:2/17,2/24

 

「相手にスッと伝わる文章を書くには?」
●ライティングスキル(2月期)
火曜コース:2/21,2/28

 

「グループワークが上手く進められるコツを学ぶ!」
●ファシリテーションスキル(2月期)
水曜コース:2/22, 3/1

 

 

「カタリバオンライン for Teens」には

・大学生活や将来役に立つスキルを身につけたい

・自分の「やりたいこと」を実現したい

・学校外で新たなチャレンジをしてみたい

・全国の高校生と交流したい

そんな全国の高校生が集まっています。

 

高校生が自分の好きなテーマでイベントを実践する「高校生企画」などスキルアップ以外にも視野を広げたり、仲間と交流したり、キャリアや将来に役立つ様々なプログラムをご用意しています。

皆さまのご参加をスタッフ一同お待ちしております!

実践コース「ワークショップデザイン~とことん『実践』!自分の想いをカタチにしよう~」(2月クラス)

2023.01.27 UP

実践コース「ワークショップデザイン~とことん『実践』!自分の想いをカタチにしよう~」(2月クラス)

2023.01.27 UP

テーマは自由!1か月であなたオリジナルの「ワークショップ」を企画・広報・実践するコースです。

 

こちらのコースでは、「自分の想いをゼロからカタチにし、ワークショップを実践する」機会を提供します。
※こちらのコースは高校生のみを対象としております。

 

これまでTeensプログラムに参加し、「さらに自分の想いを伝えられる場を創りたい!」「次のアクションに挑戦したい!」「興味あるテーマで高校生とディスカッションしたい!」と思う人もきっと多いはず。

 

そんなあなたにおススメ。自分の好きなテーマでワークショップの企画・広報・運営にチャレンジできる実践コースです。

 

1か月間、カタリバスタッフや大学生キャストに相談しながら準備を行い、最終的には60分程度のワークショップを実践。(ワークショップ実施時間は相談可能)

コースに参加する高校生同士でもディスカッションをし、多様な意見やアイデアを得て企画を仕上げます。

探究活動や課外活動はもちろん、将来必要な企画力、プレゼン・ファシリテーション・広報などのスキルも実践を通じてさらに磨かれます。

 

ぜひ、「世界で一つのワークショップ」の実践にチャレンジしてみませんか?

 

※これまでに以下プログラムの「どれか一つ以上」を受講(各プログラム最終日まで受講)した方が対象です。
・イベント企画力/イベントプロデュース
・ディスカッションスキル
・プレゼンテーションスキル
・ファシリテーションスキル
・ライティングスキル
・シンデザイン/グラフィックデザイン

 


こんな人にオススメ

  • ワークショップ実践を通して自分の想いや考えを広めたい人
  • 探究活動/課外活動でやりたいことがあり、試す機会がほしい人
  • ゼロからワークショップ設計・実践に挑戦してスキルアップしたい人
  • 高校生同士で刺激し合い、学び合うことに興味がある人

 


スケジュール

全日程参加がコース参加の条件となりますのでご了承ください。
ワークショップ実践当日は、3/20(月)~31(金)の間の平日で、ご希望の日時をお選びいただけます。
各日の内容は以下の通りです。

 


学べること

  • ワークショップ企画・広報・実践のノウハウを学ぶことができる!
  • 伝えたいメッセージ・想いを、自分主体で企画にすることができる!
  • 共に取り組む同世代と、お互いに刺激し合える!

 


事前準備

  • LINEオープンチャットへの参加(定期連絡や相談対応のため。オリエンテーション時に入室方法をご案内します。)
  • Zoomを使えるようにしておいてください。(会話ができる状態で参加をお願いします)
  • Google アカウントの作成、あるいはアプリのインストール(Google スプレッドシートやGoogle スライドを使用するため)
  • 準備が不安な場合は、会員用公式LINEよりお気軽にお問い合わせください。