自分が一番ワクワクできることって何だろう?/”問い”を育む 高校生たちの物語 #17
2022.10.21 UP
「”問い”を育む 高校生たちの物語。」は、カタリバオンライン for Teensで出会った全国の高校生の「未来」と「探究」を応援するインタビュー企画。
日常の小さな疑問や違和感、純粋な好奇心や”好き”から、迷いながら一歩ずつ「マイストーリー」を歩む高校生を紹介します。
けだまさんプロフィール
高校3年、宮城県在住、科学部 |
「この地域が好き」地域の魅力を伝えるために何ができるだろう?
Q:今取り組んでいる探究活動/マイプロジェクトについて教えてください
「丸森図鑑」「仙南図鑑」という図鑑を作成し、地域のわくわく(魅力)を伝えていくことが、私のマイプロジェクトです。
昨年のマイプロジェクトアワードでも発表したのですが、宮城県丸森町を舞台に、「丸森図鑑」 の作成に取り組みました。 町に愛着を持つ皆さんに魅力を書いてもらい、地域の魅力がどんどん伝わっていくことを目指していました。
▲けだまさんが取り組んでいる丸森図鑑
そして、今年はフィールドを広げ仙南地区を舞台に「仙南図鑑」を作るために動いてます。「丸森図鑑」が一区切りついたタイミングで仙南地区以外に活動を広げようか迷ったのですが、社会 教育主事で講習をしている方や仙南地区の皆さんとお話しをする中で、「もっとここにいたい!」 と思い、引き続き仙南地区で活動しています。
丸森町も私にとっては地元ではなかったのですが、マイプロジェクトを通じて新しい出会いや学び がたくさんあり、今度は「仙南図鑑」を作ることで、もっとたくさんの刺激やワクワクが待っているんじゃないかと感じています。
図鑑作成の方法は、引き続き地域に住む皆さんに魅力を書いてもらう形式ですが、みなさんのワクワクすること、感じたことをもっと自由に絵などで描けるようにA4サイズの横バージョンに変更しています。そして、ホームページなどWeb上での取り組みにもチャレンジしていきたいです。
▲仙南地区にある丸森町
Q:「まるもり図鑑」に取り組み始めたきっかけは何ですか
純粋に「丸森町のことをもっと知りたい!」と思ったのが出発点です。 マイプロジェクトを始めたときは、ラベンダーオイルを作りたいというところからスタートしました。そこから 丸森町で開催されたYOMOYAMA COMPANY が主催する「丸森町高校生 MYPRO JOURNEY」に参加し、丸森町に住む”まるもりの魔女”という方 からお話を聞く機会がありました。現地の活動で出会う皆さんが本当に魅力的で、様々な方にお会いし触れ合う中で、この町のことをもっと知りたいと思いました。そこから私に何ができるかなと 思ってたどり着いたのが、「丸森図鑑」でした。
自分のワクワクする気持ちを大事に。まずは飛び込んでみる。
Q:探究活動/マイプロジェクトを通じて、どんな学びや変化がありましたか
1番は「自分のワクワクする気持ちを大事にしたい」と思えるようになったことです。 丸森町でのプロジェクトを通して、自分が好きなこと・叶えたいことを大事にしている人がたくさん いて、すごくキラキラ輝いていました。 そんな姿を見て、私自身もそうやって生きたいと思いました。まずは自分自身がその気持ちを ずっと大切にしたいし、自分の想いを言葉にする力がついたと感じています。
もちろん、楽なことばかりではありませんでした。マイプロアワードに向けて発表資料を作る際はYOMOYAMAの皆さんや先生やに何度も「なんで?」と問われることでモヤモヤすることも多かったですし、自分自身と向き合う作業が続き、思い出しても苦しかったりします。
その中で、「生きることと学ぶことは一緒」だということに結びつきました。学校で勉強することが全ての学びではなく、丸森図鑑の活動など地域の活動や日々の生活の中に様々な形の学びが転がっていて、その学びを積み重ねていくことで成長していくことを活動を通して学びました。また、活動が未来にいつかどこかで繋がるんだろうと感じています。
図鑑を見て、丸森に行ってみたいという声をいただいたり、私の想いと相手の想いが繋 がった瞬間や意見に共感してもらえる時はとても嬉しいです。何気なく興味を持っていたことや自分の体験が教科書での学びと繋がることもあり、今振り返れば本当に楽しんで活動できていたと思います。
何より、自分の知らないことを知ることで世界が広がり、視野が広がりました。自分から飛び込んでみることで、新しい出会いや発見 があると気づきました。
Q:これからどんなことにチャレンジしていきたいですか
将来どうしたいというのはまだ明確ではないですが、まずは「仙南図鑑」の取り組みを頑張りたいです。
SDGsのような課題解決にどのように繋がっていくかはまだ明確にはなっていませんが、今は自分が「これがいい!」と思うことをしていきたいです。その先に自分の未来や、SDGsのような社会課題解決にも繋がって いくのではないかと考えています。
この仙南地域での様々な出会いが私自身にたくさんのきっかけをくれたので、仙南で活動することを大事にして、また新たな発見をしていきたいです。
学校では学べないことが学べる刺激的な場所。
Q:今回カタリバオンライン for Teensに参加した理由を教えてください
出会いはマイプロアワードからの案内でした。その時に、「for teens ってなんだ?」と思ったのですが、ファシリテーションスキルなど学校ではできないスキルをスマホ上で身に付けられるのがす ごくいいと思いました。国語の時間にディスカッションをする際にファシリテーションをするのですが、みんなが興味のないテーマはシーンとすることが多く、それをどう回していけば良いかがわからなかったので、何かヒントになると思い参加しました。
Q:カタリバオンライン for Teensに参加してどうでしたか
ファシリテーターとモデレーターの二つの違いってなんだろうという疑問があったのですが、まずはファシリテーターの役割が知れてよかったです。講義だけでなく実践する機会があり、自分が 何が苦手なのかを知れたり、他の人が実践しているのを見て様々なやり方を知ることができまし た。きっと役立つものだと思いますし、この経験を活かしていきたいです。
印象的だったのは、参加者に話をしてもらった後の受け止め方や返し方で、講師の中川さんが、 「解釈せずに聞く。聞いたことを返すことも大事」と言っていたことでした。またオンラインだと議論が空中戦になるので、チャットやホワイトボードを使う大切さも知りました。
大学生キャストの皆さんが初参加でもやりやすいようにサポートしてくれたり、自分の実践をブ ラッシュアップしてくれるのも良かったですし、プログラム後にLINEのオープンチャットでコメントを くれるのですごく勇気をもらい、頑張ろうと思えました。
また、参加してる高校生の皆さんもすごく積極的で、この場所は熱いぞ!と感じました。それぞれ の活動を大事にしてるし、もっとステップアップしたい人が集っているので、私も頑張らなきゃとエネルギーをもらいました。
Q:最後に全国の高校生へメッセージをお願いします!
私は自分の気持ちやワクワクすることを大事にしたいと思ってます。なので、やってみたいという素直な気持ちで動いてみると、興味のあることや好きなことにもいつか出会えると思うので、まずはそのエネルギーを大切にしてほしいなと思います。
探究ゼミ「イベント企画力」(11月クラス)
2022.10.20 UP
企画の極意を学ぼう。自分の興味関心を「イベント」に詰め込む1か月間。
こちらは「イベントを通して自分の想いを形にする」プログラムです。
漠然とイベント企画にチャレンジしてみたいという人はもちろん、興味関心のある分野はあるけど1歩目の踏み出し方がわからない人、イベント企画やファシリテーションのノウハウを知りたいという人…。何かに当てはまる人はきっと楽しめるはず。
テーマを決めイベントを企画し、運営まで実施することで、自分のアイデアを形にする経験ができます。
また、企画や準備の過程で自身のやりたいことを深く考えることで、やりたいことへの考えがより深まることも。
最終的には発表会で15分間のイベントを参加者向けに開催!参加者の反応を直に見られる貴重な経験を得られます。
スケジュール
Day 1-3全日程参加がコース参加の条件となりますのでご了承ください。
各日の内容は以下の通りです。
●DAY1
「イベントのテーマを設定しよう」
・イベントって何のためにするの?
・マイテーマ&キーワードを深堀り!
●DAY2
「テーマ×アイディア!? イベントの内容を考えよう!」
・どんなイベントにしたいかアイディアを広げてみよう!
・具体的にイベントの内容を整理しよう!
・スライドなどイベントで使うものを作成しよう
●DAY3
「イベントの流れを決めて、15分間で実践!」
・15分間で実践してみよう!
・イベント実践踏まえ、参加者間で対話しよう!
※当日までに、イベント時使用する投影資料の提出があります。
学べること
・イベント企画/設計のノウハウ
・想いを形にしアクションに移していく力
・同世代から貰える刺激
事前準備のお願い
・LINEオープンチャットへの参加(定期連絡や相談対応のため。申込後にチャット入室リンクを送ります。)
・Zoomを使えるようにしておいてください。(
・Google アカウントの作成、あるいはアプリのインストール(Google スプレッドシートやGoogle スライドを使用するため)
探究ゼミ「イベント企画力」(11月・土曜クラス)
2022.10.20 UP
企画の極意を学ぼう。自分の興味関心を「イベント」に詰め込む1か月間。
こちらは「イベントを通して自分の想いを形にする」プログラムです。
漠然とイベント企画にチャレンジしてみたいという人はもちろん、興味関心のある分野はあるけど1歩目の踏み出し方がわからない人、イベント企画やファシリテーションのノウハウを知りたいという人…。何かに当てはまる人はきっと楽しめるはず。
テーマを決めイベントを企画し、運営まで実施することで、自分のアイデアを形にする経験ができます。
また、企画や準備の過程で自身のやりたいことを深く考えることで、やりたいことへの考えがより深まることも。
最終的には発表会で15分間のイベントを参加者向けに開催!参加者の反応を直に見られる貴重な経験を得られます。
スケジュール
Day 1-3全日程参加がコース参加の条件となりますのでご了承ください。
各日の内容は以下の通りです。
●DAY1
「イベントのテーマを設定しよう」
・イベントって何のためにするの?
・マイテーマ&キーワードを深堀り!
●DAY2
「テーマ×アイディア!? イベントの内容を考えよう!」
・どんなイベントにしたいかアイディアを広げてみよう!
・具体的にイベントの内容を整理しよう!
・スライドなどイベントで使うものを作成しよう
●DAY3
「イベントの流れを決めて、15分間で実践!」
・15分間で実践してみよう!
・イベント実践踏まえ、参加者間で対話しよう!
※当日までに、イベント時使用する投影資料の提出があります。
学べること
・イベント企画/設計のノウハウ
・想いを形にしアクションに移していく力
・同世代から貰える刺激
事前準備のお願い
・LINEオープンチャットへの参加(定期連絡や相談対応のため。申込後にチャット入室リンクを送ります。)
・Zoomを使えるようにしておいてください。(
・Google アカウントの作成、あるいはアプリのインストール(Google スプレッドシートやGoogle スライドを使用するため)
探究ゼミ「イベント企画力」(11月・金曜クラス)
2022.10.20 UP
企画の極意を学ぼう。自分の興味関心を「イベント」に詰め込む1か月間。
こちらは「イベントを通して自分の想いを形にする」プログラムです。
漠然とイベント企画にチャレンジしてみたいという人はもちろん、興味関心のある分野はあるけど1歩目の踏み出し方がわからない人、イベント企画やファシリテーションのノウハウを知りたいという人…。何かに当てはまる人はきっと楽しめるはず。
テーマを決めイベントを企画し、運営まで実施することで、自分のアイデアを形にする経験ができます。
また、企画や準備の過程で自身のやりたいことを深く考えることで、やりたいことへの考えがより深まることも。
最終的には発表会で15分間のイベントを参加者向けに開催!参加者の反応を直に見られる貴重な経験を得られます。
スケジュール
Day 1-3全日程参加がコース参加の条件となりますのでご了承ください。
各日の内容は以下の通りです。
●DAY1
「イベントのテーマを設定しよう」
・イベントって何のためにするの?
・マイテーマ&キーワードを深堀り!
●DAY2
「テーマ×アイディア!? イベントの内容を考えよう!」
・どんなイベントにしたいかアイディアを広げてみよう!
・具体的にイベントの内容を整理しよう!
・スライドなどイベントで使うものを作成しよう
●DAY3
「イベントの流れを決めて、15分間で実践!」
・15分間で実践してみよう!
・イベント実践踏まえ、参加者間で対話しよう!
※当日までに、イベント時使用する投影資料の提出があります。
学べること
・イベント企画/設計のノウハウ
・想いを形にしアクションに移していく力
・同世代から貰える刺激
事前準備のお願い
・LINEオープンチャットへの参加(定期連絡や相談対応のため。申込後にチャット入室リンクを送ります。)
・Zoomを使えるようにしておいてください。(
・Google アカウントの作成、あるいはアプリのインストール(Google スプレッドシートやGoogle スライドを使用するため)
探究ゼミ「イベント企画力」(11月クラス)
2022.10.20 UP
企画の極意を学ぼう。自分の興味関心を「イベント」に詰め込む1か月間。
こちらは「イベントを通して自分の想いを形にする」プログラムです。
漠然とイベント企画にチャレンジしてみたいという人はもちろん、興味関心のある分野はあるけど1歩目の踏み出し方がわからない人、イベント企画やファシリテーションのノウハウを知りたいという人…。何かに当てはまる人はきっと楽しめるはず。
テーマを決めイベントを企画し、運営まで実施することで、自分のアイデアを形にする経験ができます。
また、企画や準備の過程で自身のやりたいことを深く考えることで、やりたいことへの考えがより深まることも。
最終的には発表会で15分間のイベントを参加者向けに開催!参加者の反応を直に見られる貴重な経験を得られます。
スケジュール
Day 1-3全日程参加がコース参加の条件となりますのでご了承ください。
各日の内容は以下の通りです。
●DAY1
「イベントのテーマを設定しよう」
・イベントって何のためにするの?
・マイテーマ&キーワードを深堀り!
●DAY2
「テーマ×アイディア!? イベントの内容を考えよう!」
・どんなイベントにしたいかアイディアを広げてみよう!
・具体的にイベントの内容を整理しよう!
・スライドなどイベントで使うものを作成しよう
●DAY3
「イベントの流れを決めて、15分間で実践!」
・15分間で実践してみよう!
・イベント実践踏まえ、参加者間で対話しよう!
※当日までに、イベント時使用する投影資料の提出があります。
学べること
・イベント企画/設計のノウハウ
・想いを形にしアクションに移していく力
・同世代から貰える刺激
事前準備のお願い
・LINEオープンチャットへの参加(定期連絡や相談対応のため。申込後にチャット入室リンクを送ります。)
・Zoomを使えるようにしておいてください。(
・Google アカウントの作成、あるいはアプリのインストール(Google スプレッドシートやGoogle スライドを使用するため)
▲カタリバオンラインプログラムの様子
探究ゼミ「グローバル×マインドセット編~世界で活躍するために語学より大切なこと~」(10/31実施)
2022.10.18 UP
将来世界で自分らしく活躍するために、いま日本にいながら日々実践・習慣化しておくべきことは何か?を一緒に考えましょう!
このプログラムは、将来世界で活躍したい!いつかグローバルに仕事をしたい!漠然とだけど海外に興味がある!という想いを持った皆さんと一緒に自分らしい新たな一歩を踏み出すプログラムです。
「グローバルで活躍するって具体的にどういうことだろう?」
「大切なマインドセットってなんだろう?」
「活躍するために何を身につけておくべきだろう?」
「第一歩として何から始めると良いだろう?」
このような疑問・モヤモヤを皆さんと一緒に考えながら解決していきます。
将来の大きな夢の実現に向けた第一歩を一緒に踏み出していきましょう。
こんな人にオススメ
- 将来海外で活躍したい!と思っている人(まだイメージが漠然な人も全然OK!)
- グローバル人材になるために必要なこと、今からできることを考えたい人
- グローバル/海外に興味関心のある全国の高校生と対話したい人
スケジュール
1回完結型のプログラムです。
開催日時: 10/31(月)20:00-21:30
- 参加者自己紹介
- グローバルで仕事をするってどんなこと?
- 世界で活躍するために必要なことは?
- 今自分たちが取り組めることって何だろう?
- 学びの振り返り
学べること
- グローバルで働くことと日本で働くことの違い
- 世界で活躍するために身につけておくべき重要な3つのポイント
- 日本にいながら今取り組める、取り組むべきこと
事前準備
- zoomを使えるようにしておいてください。(カメラ/マイクオンでご参加ください)
- 準備が不安な場合は、会員用公式LINEよりお気軽にお問い合わせください。
探究ゼミ「グローバル×マインドセット編~世界で活躍するために語学より大切なこと~」(10/31実施)
2022.10.18 UP
将来世界で自分らしく活躍するために、いま日本にいながら日々実践・習慣化しておくべきことを一緒に考えましょう!
このプログラムは、将来世界で活躍したい!いつかグローバルに仕事をしたい!漠然とだけど海外に興味がある!という想いを持った皆さんと一緒に自分らしい新たな一歩を踏み出すプログラムです。
「グローバルで活躍するって具体的にどういうことだろう?」
「大切なマインドセットってなんだろう?」
「活躍するために何を身につけておくべきだろう?」
「第一歩として何から始めると良いだろう?」
このような疑問・モヤモヤを皆さんと一緒に考えながら解決していきます。
将来の大きな夢の実現に向けた第一歩を一緒に踏み出していきましょう。
こんな人にオススメ
- 将来海外で活躍したい!と思っている人(まだイメージが漠然な人も全然OK!)
- グローバル人材になるために必要なこと、今からできることを考えたい人
- グローバル/海外に興味関心のある全国の高校生と対話したい人
スケジュール
1回完結型のプログラムです。
開催日時: 10/31(月)20:00-21:30
- 参加者自己紹介
- グローバルで仕事をするってどんなこと?
- 世界で活躍するために必要なことは?
- 今自分たちが取り組めることって何だろう?
- 学びの振り返り
学べること
- グローバルで働くことと日本で働くことの違い
- 世界で活躍するために身につけておくべき重要な3つのポイント
- 日本にいながら今取り組める、取り組むべきこと
事前準備
- zoomを使えるようにしておいてください。(カメラ/マイクオンでご参加ください)
- 準備が不安な場合は、会員用公式LINEよりお気軽にお問い合わせください。
加藤健太
2022.10.18 UP
「なんとなく」から最初の一歩を始めてみる?/”問い”を育む 高校生たちの物語 #16
2022.10.17 UP
「”問い”を育む 高校生たちの物語。」は、カタリバオンライン for Teensで出会った全国の高校生の「未来」と「探究」を応援するインタビュー企画。
日常の小さな疑問や違和感、純粋な好奇心や”好き”から、迷いながら一歩ずつ「マイストーリー」を歩む高校生を紹介します。
ありをさんプロフィール
高校2年、広島県在住、地域創生同好会 |
「サイクリング×商店街の活性化」から生まれた移動商店街
Q:今取り組んでいる探究活動/マイプロジェクトについて教えてください
昨年のマイプロジェクトでは「移動商店街」をテーマに取り組みました。
私の場合は授業外の自分の時間を使い、地域創生同好会のメンバーや友だちも誘い、学校の近くの商店街を中心に需要があるところに出向いてスノードームの販売活動などをしました。
最初は、先生から声をかけてもらい、自分で企画を練って何かをやることに惹かれてマイプロに興味を持ちました。スタートアッププログラムに参加し、「自分自身の好きなもの」と「社会課題」をどう結びつけるかを考える中で、「サイクリングが好き」と「商店街の活性化」が繋がり、移動商店街のアイデアにたどり着きました。
実際には、コロナの影響で人が集まることへのリスクがあり、なかなか販売してほしいという声をいただくことができなかったり、スノードームは手作りなので生産が間に合わなかったり、上手くいかないことも多かったです。
それでも、販売活動をする中で、たくさんの地域の方やお客さんから温かい声をかけてもらい、感想をいただくことはとても嬉しかったです。
都心と田舎。それぞれから何を学べるんだろう。
Q:探究活動/マイプロジェクトを通じて、どんな学びや変化がありましたか
1つは、都心が田舎から学ぶことがあると感じたことです。
学校がある神石高原町には高校になってから初めて来たのですが、神石高原町の課題と向き合う中で、ある意味、田舎は都心の先をいく町だと思いました。自分が住んでいる町もいずれ高齢化しますし、今住んでいる町でできる対策なども考えることができました。
神石高原町のことはよく知らなかったのですが、純粋に深く知れたことが嬉しいし、色々な人から協力をもらい、人って温かいんだなと感じました。
自然がきれいで、景色が良くて、野菜が美味しい。そんな神石高原町の魅力に出会うことができました。
もう1つは、人との交流の楽しさを知ったことです。
人との交流は得意ではなかったのですが、活動を通じて多くの方に声をかけていただき、自分が提供しているものに反応があったりする中で、色々な人と積極的に交流していきたいと思いました。
Q:これからどんなことにチャレンジしていきたいですか
とにかく興味を持ったことをやってみるということを大事にしたいです。
今夢中になっているのは、オンラインでの交流に参加することです。
夏休みに入ってから、空いている時間を有効活用したかったので、まだ何かこれというのは明確ではないですが、少しでも興味を持ったらやってみる。やっている中で何かが見つかるかもしれない。そんな気持ちです。
これからも国内外問わず色々なところに行きたいですし、機会を増やして、新しい視点を得たいです。
もう一つ、ドローンのレースに熱中しています。
ゲーム感覚で、やっていくうちにどんどんタイムが上がるのが嬉しいです。工夫をしながらカタチにしていくことそのものがとても楽しく、自分なりに成長を感じることができています。
そのほか、AR(拡張現実)、VR(仮想現実)、MR(複合現実)などリアルとデジタルをかけ合わせた最先端の技術「XR」にも興味があります。そのため、地元の「神石高原XRスクール」というスクールでもイベントに参加したり、スタッフとして運営をしたりして学んでいます。
▲ドローンの操縦練習をするありを
自分の興味のあるものからはじめられる。まずはやってみる。
Q:カタリバオンライン for Teensに参加してどうでしたか
「しおりさんの高校生企画」「ファシリテーションスキル」「グローバルマインドセット」の3つのプログラムに参加しました。
マイプロからの情報で見つけて、最初はラフに参加したかったので、「高校生企画」に申込みました。タロットという全然知らない世界でしたが、内容が面白く第一歩としてとても良かったです。同世代の高校生が企画をしているのにビックリしましたが、今までにない場所だと感じました。
次に、学校での司会をするときに役立つと思い「ファシリテーションスキル」に参加しました。実践する機会がありちょっと失敗してしまったのですが、それをバネに次に繋げられましたし、基礎が身につきました。
「グローバルマインドセット」では、人生で1回は海外で働いてみたいと思っているのですが、絶対に役立つスキルだと思いました。違う国の文化や価値観を尊重すること、理解するための姿勢。これから外国人に出会ったときに、話の話題作りなどに活かしたいです。
様々なプログラムに参加しましたが、カタリバオンラインに参加する高校生は、すごく真剣に取り組んでいるし、まず自分でやってみる、どんどん質問する、という姿勢が強かったです。その中で自分自身の会話力も上達したし、成長を感じました。
Q:最後に全国の高校生へメッセージをお願いします!
「なんとかなる」という気持ちで、とりあえずやってみることかなと思います。自分自身も新しいことに挑戦するのは緊張しますし、なんとなくで動くこともあります。でも、失敗してもなんとかなる、大丈夫と思ってポジティブに捉えることが人生を生きやすいと思って日々活動しています。