「地域の魅力」を私たちはどうやって伝えるの?/”問い”を育む 高校生たちの物語 #06

2022.07.22 UP

 

「”問い”を育む 高校生たちの物語。」は、カタリバオンライン for Teensで出会った全国の高校生の「未来」と「探究」を応援するインタビュー企画。

日常の小さな疑問や違和感、純粋な好奇心や”好き”から、迷いながら一歩ずつ「マイストーリー」を歩む高校生を紹介します。

 

プロフィール

Mioさん

高校1年、福島県在住。タンキュウブ所属
伊達市の地域活性化のために、イベントの企画や野菜販売などの活動を実践中。学校の仲間と協力しながら、伊達市の良いところを日本や海外に伝えていきたい。

Somaさん

高校1年、福島県在住。タンキュウブ所属
地域との関わりを大切に、伊達市のPR活動や放課後は野菜作りなどに取り組む。探究を通じて人との関わりの楽しさを感じながら、目の前のできることから一つずつ挑戦中。

 

伊達市の活性化のために、できることからチャレンジ!

Q:今取り組んでいる探究活動/マイプロジェクトについて教えてください

 

Mio:タンキュウブに所属していて、今は学校のある伊達市の地域活性のための活動をしています。人口が少ないのが課題になっていて、チームのメンバーとアイデアを出し合いながら、地域を盛り上げるためのイベント企画に取り組んでます。

Soma:タンキュウブの活動は、1年生5人、2年生1人のチームで行っていて、地域の様々な人に話を聞いたり、授業の中で畑で作っている果物や野菜の販売などもしています。

 

Q:取り組みの中で、いまどんなことを考えてますか

 

Soma:取り組みの中で様々な人にお話をお聞きしているのですが、伊達市に対してマイナスなことを考えている人が多いと感じてます。もっと良いところを引き出して、伝えていきたいと思ってます。今は、何事も挑戦!と思って日々取り組んでいます。

Mio:新しいことを自分で考えるって難しいなと感じてます。実際にどうやったら人口が増えるのか、市役所の方ともお話をしましたが、お手本や事例をたくさん教えてもらえるわけではない。正直不安な面もありますが、伊達市の良いところを日本に限らず、海外にも示していきたいと思ってます。そのためにも、SNSを活用したり、新聞に載せてもらったり、できることを考えていきたいです。

 

▲探究活動のマルシェの様子

 

Q:お二人が考える伊達市の良いところって何ですか

 

Mio:入学するまで伊達市と関わりはなかったのですが、優しくて良い人が多いのが魅力です。探究活動を通じて、色んな方と関わらせていただいているのですが、活気のある街にしていきたいです。

Soma:僕は長閑で自然豊かなところが魅力だと思います。学校の前とか田んぼが多かったり、畑作業とかは、疲れるし汚れたりするけど、やりがいがあって楽しいです。そのうえで、自然は残しつつ、商業施設なども充実した街になると良いなと思ってます。

 

探究活動で変わった「人との関わり方」

Q:これまでの探究活動を通じて学んだことはありますか

 

Soma:一つは目の前のことを考えられるようになったことです。人任せではなく、自分で考えて、動けるようになってきたと思います。あと、探究を通して人との関わりが楽しくなってきました。中学までは人との関わりを避けてきたのですが、チームで活動することが多かったり、多くの人と関わる機会も多いので、だんだん慣れてきて、周りを気にしながら活動出来るようになりました。

Mio:人と上手く話せるようになりました。中学までは友だちが変わらなかったのですが、探究活動を通じて様々な方と話す中で、態度、表情、言葉の遣い方などコミュニケーション力が上がりました。チームで取り組む機会も多いので、社会人になったときにも、役立つと思ってます。

 

デザインって、「誰に、何を伝えたいか」を整理すること?

Q:今回、カタリバオンライン for Teensに参加した理由を教えてください

 

Mio:先生に紹介してもらったのですが、学校ではなかなか学べないデザインについて、プロの方にどんな風に見てもらえるのかなと思って参加しました。

Soma:僕はデザインの基礎を学びたいということもありましたし、違う地域の人と対話できるのが純粋に楽しみでした。

 

Q:デザインコースに参加してみてどうでしたか

 

Soma:今までの美術の時間だと、良いところのフィードバックだけだったけど、具体的な改善点もいただけて視野が広がりました。「伝わりやすさ」を意識するときに、ターゲットの大切さを学びました。デザインだけでなく、伊達市の魅力を伝える場合のターゲットって誰だろうと考えるようになりました。

Mio:私は指摘されるかと思っていたら、プロの方に褒めてもらえたのが嬉しかったです。また、色の使い方とか綺麗かということではなく、何を一番伝えたいかを考え、デザインをする上でまず情報整理をすることの重要性を学びました。参加者同士でフィードバックをする機会もあり、「伝えたいことが伝わっているか?」を考えるきっかけにもなりました。

Soma:緊張しやすい性格なのですが、家でも参加できるので、オンラインでの学びはとてもポジティブな印象を持ちました。先生の目を気にしなくてもいいので、なんか面白いことを言いたくなるし、リラックスして参加できました。

 

▲タンキュウブのロゴデザインのドラフト(上:Mioさん、下:Somaさん)

 

Q:最後に全国の高校生へメッセージをお願いします!

 

Mio:「広げる」ことが大事かなと今は感じてます。自分でも意識しているのは、友だちとかの意見を知ることもそうだし、一点集中ではなくて、広い視野を持つことを大切にしていきたいです。

Soma:「当たり前に囚われない」ことは意識していきたいです。授業でファーストペンギンの話を聞いたのですが、学校の当たり前を探して、変えたいところを見つける。例えば、「汚れがかなり目立つのになんで床が白いんだろう?」とか、自分なりに色々考えていきたいと思ってます。

探究ゼミ「プレゼンテーションスキル」(8月クラス)

2022.07.21 UP

一生役に立つ「伝える力」の基礎を学ぼう

授業内でのプレゼン発表、部活でのグループ活動、自分のやりたいことを先生や家族に伝えたいときや入試の面接など
日常生活では、自分の想いや意見を伝えたい場面が沢山あるのではないでしょうか。
そして、そのような時にネガティブな気持ちを持つ人も少なくないのではないでしょうか。

このコースでは、

「自分の伝えたいことがなんだかうまく伝わらない」
「話していると何が言いたいのかわからなくなる」

…といった悩みを解消していきます。

相手に何かを「伝える」ためには、しっかりとした準備と設計が必要です。

まずは「伝えるとは何か」という基礎を学び、相手に伝わる言葉を考え、最終的には一つのテーマを設定して2分間程度のショートプレゼンを発表することを目標としています。

きっとコースを修了したあとには、話すこと、伝えることにポジティブな気持ちを持てるはずです!

 


スケジュール

 

Day 1-2両日程参加がコース参加の条件となりますのでご了承ください。

各日の内容は以下の通りです。

 

●DAY1
「伝える相手を理解しよう、伝えたい内容を明確にしよう」
・「言う、伝える、伝わる」の違いとは
・相手の立場に立って話すということ
・私が伝えていきたいメッセージ

 

●DAY2
「伝わる内容にリデザインしよう」
・伝えるテーマの設定
・相手に合わせた言葉選び
・発表の構成方法

 


学べること

・相手に伝わる話し方
・プレゼンの設計方法
・相手に合わせた言葉の選び方

 

 


事前準備のお願い

・初回参加時までに、他の参加者にプレゼンで伝えたい何かを考えておいてください。内容はなんでもOKです。(例)おすすめの本、好きなゲーム、ハマっているブランド、感動した漫画、地元のスポット

・Zoomを使えるようにしておいてください。(会話ができる状態で参加をお願いします)

・カタリバオンライン for Teensのホームページから、「マイページ」にアクセスできるようにしておいてください。自己紹介の際に、サイトの「マイページ」を活用します。

準備が不安な場合は気軽に会員用公式LINEより気軽にお問い合わせください。

探究ゼミ「プレゼンテーションスキル」(8月・金曜クラス)

2022.07.20 UP

探究ゼミ「プレゼンテーションスキル」(8月・木曜クラス)

2022.07.20 UP

Teens会員の高校生持ち込み企画:「ニーチェに学ぶ 君たちはどう生きるか」

2022.07.20 UP

Teens会員の高校生持ち込み企画:「世界にひとつのタロットを創る!占い入門~あなたは占いを信じますか?それとも信じませんか?~」

2022.07.20 UP

Teens会員の高校生持ち込み企画:「学ぶことで変わる世界~知らないことは罪なのか~」

2022.07.20 UP

Teens会員の高校生持ち込み企画:「ニーチェに学ぶ 君たちはどう生きるか」

2022.07.20 UP

現役高校生が企画!「生き方」について高校生同士で考えるディスカッション型プログラム、開催!

 

こちらのコースは、ニーチェの考え方を元に「生き方」について考え、
ディスカッションするプログラムです。

突然ですが、
皆さんはこんなモヤモヤ、抱えていませんか?

「やりたいことが見つからない!」
「これから先の人生、何していけばいいんだろう?」
「今やってることが本当に正しいか分からない…」

このプログラムは、上記のような疑問について考えるだけでなく、
参加者同士でディスカッションする参加型イベントです。

ぜひ一緒に、「生き方」について考えませんか?

※講師プロフィール詳細はこちら

 


概要

1回完結型のプログラムです。
開催時間:2022年7月31日(日)20時00分~21時30分

≪当日の流れ≫
・「ニーチェの思想」を解説
・「これからをどう生きるか?」ディスカッション
・まとめ

 


学べること

・自分で考える力
・幅広い視点で物事をみる力
・教養、哲学

 


こんな人におすすめ!

・やりたいことを見つけたい人
・幅広い視点で物事を考えたい人
・教養をもっと深めたい人

 


事前準備のお願い

・ZOOMを使えるようにしておいてください。(カメラ/マイクオンでご参加ください)
・準備が不安な場合は、気軽に会員用公式LINEより気軽にお問い合わせください。

Teens会員の高校生持ち込み企画:「世界にひとつのタロットを創る!占い入門~あなたは占いを信じますか?それとも信じませんか?~」

2022.07.20 UP

「占い」に興味がある人、集まれ!ワークを通じて「占い」の醍醐味を知るプログラム、開催!

 

こちらのコースは、
「占い」について興味がある人、
または「占いって本当に当たるのか?」と半信半疑な人
におすすめのプログラムです。

突然ですが、あなたは占いを信じますか?信じませんか?

このプログラムでは占いのこと、
特にタロットカードについて知り・実践します。
まずは「占いとは何か」を学んだ上で、
「世界にひとつのオリジナルタロットカード」も制作します。

実は身近で楽しい「占い」に触れる機会に、
参加してみませんか?

 


概要

1回完結型のプログラムです。
開催時間:2022年8月3日(水)20時00分~21時45分

≪当日の流れ≫
・自己紹介
・タロット(占い)についてレクチャー
・実際につくってみよう
・発表しよう
・感想共有、まとめ

 


学べること

・「占い」や「占いの効果」とは?
・世界に一つの「タロットカード」の創り方
・「占い」で得た気付きを、日常でどう活かす?

 


こんな人におすすめ!

・占いに興味がある人・半信半疑な人
・占いを始めたいものの、何からすれば良いかわからない人
・生徒同士で交流しながら、新しいことにトライしたい人

 


事前準備のお願い

・ZOOMを使えるようにしておいてください。(カメラ/マイクオンでご参加ください)
・手元に紙とペン(なるべく濃い色)をご用意ください。
・準備が不安な場合は、気軽に会員用公式LINEより気軽にお問い合わせください。