政治から学べることって何だろう?/”問い”を育む 高校生たちの物語 #11
2022.08.26 UP

「”問い”を育む 高校生たちの物語。」は、カタリバオンライン for Teensで出会った全国の高校生の「未来」と「探究」を応援するインタビュー企画。
日常の小さな疑問や違和感、純粋な好奇心や”好き”から、迷いながら一歩ずつ「マイストーリー」を歩む高校生を紹介します。
| しろみさんプロフィール
高校2年、京都府在住 |
政治って怖くない。もっと面白さを広げたい。
Q:今取り組んでいる探究活動/マイプロジェクトについて教えてください
私は「政治」をテーマに取り組んでいます。
高校1年の時に政治部に入り、グループ活動で議員や新聞記者にテーマに沿った質問をしながら、政策提言をするという取り組みや、「政治の大切さ」「政治はそんなに怖くない」といったテーマでプレゼンをする中で、政治ってどういうものなのかを学びました。
また、選挙プランナーからもお話しを聞き、政治に関わる皆さんも迷ってることを知ることができ、人間離れしたイメージや硬い印象がなくなっていきました。
2年になった今は、さらにこの活動を深めていきたいと考えてます。
政治はそれぞれの思想や想いが強いからぶつかるのだと思うのですが、堅苦しいものではなく、ある意味お祭りのような楽しいものでもあると私は感じています。その面白さをより広げていきたいですし、まずは校内でワークショップにチャレンジしています。
Q:政治に興味を持ち始めたきっかけは何ですか
中学生の時に「14歳からの政治」という本を読んだことがきっかけです。実は当時同じ中学生の子が書いた本で、中学生が8人の政治家に取材するという内容でした。「同い年の子がこんなことに興味あるんだ!」「こんなことができるんだ!」と感銘を受けたのですが、そこから政治家ってこんな人たちなんだ、もっと話を聞いてみたいと思ったのが最初でした。
その後、河野太郎さんのTwitterが面白くて、エンタメ的に楽しんでいたのですが、そこで政治の印象が変わったことも大きかったです。政治家ってTwitterでも硬い話をしているイメージでしたが、内容が面白く、一般の方のツイート内容を尋常ではない早さでリツイートしたり、こんな政治家がいるんだ!と思い、さらに興味を持っていきました。
政治を通して学んだ「多様な視点で物事を見る能力」
Q:探究活動/マイプロジェクトを通じて、どんな学びや変化がありましたか
一番はいろんな目線から物事をみる能力がついたことです。
そもそも政治は「食卓で政治の話をするな」と言われるくらい話がしにくいテーマでもあり、人とぶつかって話し合いがうまくまとまらず苦しんだこともありました。
その中で「あくまで私の意見だから、全員がそう思うのは違う」というように押し付けずに伝えることを意識しながら、どうやって政治の大切さを伝えるかを考えました。
理解した上で遠ざけているのではなく、まだちゃんと理解せずに、固定観念やイメージだけで距離を置いているのはもったいないと思ってます。なので押しつけにならないように、話を聞いたうえでいろんなことを調べてほしいと伝えるようにしています。
また学校でプレゼンをした際に、社会情勢を踏まえ、私が伝えたいこともあるけど、学校として気にすること、世間的にどこまで話をして大丈夫なのか、で悩むことがありました。
その時、学校でできること、世間でできること、自分でできること、と3つの視点でプレゼンを考えるなどの工夫をし、その際にも様々な目線から物事を考える意識が付いたと思ってます。
Q:これからどんなことにチャレンジしていきたいですか
将来は、人と関わりながら人を助ける仕事をしたいです。
幼少期にガールスカウトで出会った方が、貧しい国に行って井戸を設置するプロジェクト支援をやっていてかっこいいと思ったのですが、青年海外協力隊に興味があって、そういうことをやれたらいいなと思ってます。
そのためにもまずは「行動範囲」を少しずつ広げていきたいと思ってます。
今までは学内の友だちや家族が多かったですが、近所の人と政治のニュースが流れたときに、コミュニケーションを取るように意識しています。
その際に「話したくなかったら大丈夫なのですが」と付け加えて聞くなど、聞き方にも工夫しています。
政治学部に進むことは考えていないけれど、高校生のうちに政治について考えると将来絶対役に立つと思いますし、生きているとずっとついてくる問題なので、まずはこのテーマでマイプロに繋げて1年やってみたいです。
「自分のやりたいことをやる」に向き合える場所
Q:今回カタリバオンライン for Teensに参加した理由を教えてください
学校の探究授業の中で地域格差について調べる中でカタリバのことを知り、そこでカタリバオンラインを見つけました。
その時、政治イベントの企画や文化祭の企画をしていて、そこに向けて、創る/企画をする経験を積みたいと思ってました。イベント企画コースをたまたま見つけて、これしかない!と思って参加しました。
Q:カタリバオンライン for Teensに参加してどうでしたか
学校では実はあまりないと思うのですが、「本当に自分のやりたいことをやる」経験だったり、一番伝えたいことを優先順位をつけながら考えていく方法を学べたことは、今後の活動にも役立つと感じました。
また、同い年の子の考えにも驚かされました。例えば農業について話している子がいたのですが、地域の農業サークルで作る、販売をするなどの活動をしていて、こんなことをやれるんだという驚きもあり、参加している高校生から学ぶことも多かったです。もっと意見がほしい、今の空気じゃ言えないなと我慢している人には、ぜひオススメしたいなと思ってます。
▲イベントコースの発表で選挙をRPG調で説明しました
Q:最後に全国の高校生へメッセージをお願いします!
私自身、中学の時にまわりとのギャップに苦しんだのですが、好きなことやってて、周りから止められたり、嫌な目で見られたりもあるけど、それを応援してくれる場所は絶対どこかにあると信じてます。なので自分に自信を持って好きなことをやり続けてほしいなと思ってます。
探究ゼミ「プレゼンテーションスキル・コース」(9月・木曜クラス)
2022.08.19 UP
探究ゼミ「プレゼンテーションスキル・コース」(9月・火曜クラス)
2022.08.19 UP
探究ゼミ「イベント企画コース」(9月・土曜クラス)
2022.08.19 UP
探究ゼミ「イベント企画コース」(9月・金曜クラス)
2022.08.19 UP
探究ゼミ「イベント企画コース」(9月クラス)
2022.08.19 UP
企画の極意を学ぼう。自分の興味関心を「イベント」に詰め込む1か月間。
このコースは「イベントを通して自分の想いを形にする」プログラムです
漠然とイベント企画にチャレンジしてみたいという人はもちろん、興味関心のある分野はあるけど1歩目の踏み出し方がわからない人、イベント企画やファシリテーションのノウハウを知りたいという人…。何かに当てはまる人はきっと楽しめるはず。
テーマを決めイベントを企画し、運営まで実施することで、自分のアイデアを形にする経験ができます。
また、企画や準備の過程で自身のやりたいことを深く考えることで、やりたいことへの考えがより深まることも。
最終的には発表会で20分間のイベントを参加者向けに開催!参加者の反応を直に見られる貴重な経験を得られます。
スケジュール

Day 1-3全日程参加がコース参加の条件となりますのでご了承ください。
各日の内容は以下の通りです。
●DAY1
「イベントのテーマを設定しよう」
・イベントって何のためにするの?
・マイテーマ&キーワードを深堀り!
●DAY2
「テーマ×アイディア!? イベントの内容を考えよう!」
・どんなイベントにしたいかアイディアを広げてみよう!
・具体的にイベントの内容を整理しよう!
・スライドなどイベントで使うものを作成しよう
●DAY3
「イベントの流れを決めて、20分間で実践!」
・20分間で実践してみよう!
・イベント実践踏まえ、参加者間で対話しよう!
※当日までに、イベント時使用する投影資料の提出があります。
学べること
・イベント企画/設計のノウハウ
・想いを形にしアクションに移していく力
・同世代から貰える刺激

事前準備のお願い
・LINEオープンチャットへの参加(定期連絡や相談対応のため。申込後にチャット入室リンクを送ります。)
・Zoomを使えるようにしておいてください。(
・Google アカウントの作成、あるいはアプリのインストール(Google スプレッドシートやGoogle スライドを使用するため)

▲カタリバオンラインプログラムの様子
探究ゼミ「プレゼンテーションスキル・コース」(9月クラス)
2022.08.19 UP
一生役に立つ「伝える力」の基礎を学ぼう
このコースは「一生役に立つ『伝える力』の基礎」を学べるプログラムです。
授業内でのプレゼン発表、部活でのグループ活動、自分のやりたいことを先生や家族に伝えたいときや入試の面接など
日常生活では、自分の想いや意見を伝える場面が沢山あります。
相手に何かを「伝える」ためには、まずは自分が「何を伝えたいのか」を描き、
しっかりとした準備・設計をしていくことが必要です。
まずは「伝えるとは何か」という基礎を学び、「何を伝えたいのか」を考え、
相手に伝わる言葉を選びながら、
最終的にはテーマを設定して、2分間程度のショートプレゼンを発表することを目標としています。
同世代の仲間と一緒に、「自分の『伝えたい!』を伝えられるようになる」プログラムに参加してみませんか?
スケジュール

Day 1-2両日程参加がコース参加の条件となりますのでご了承ください。
各日の内容は以下の通りです。
●DAY1
「伝える相手を理解しよう、伝えたい内容を明確にしよう」
・「言う、伝える、伝わる」の違いとは
・相手の立場に立って話すということ
・私が伝えていきたいメッセージ
●DAY2
「伝わる内容にリデザインしよう」
・伝えるテーマの設定
・相手に合わせた言葉選び
・発表の構成方法
学べること
・相手に伝わる話し方
・プレゼンの設計方法
・相手に合わせた言葉の選び方


事前準備のお願い
・初回参加時までに、
・Zoomを使えるようにしておいてください。(
・カタリバオンライン for Teensのホームページから、「マイページ」にアクセスできるようにしておいてください。自己紹介の際に、サイトの「マイページ」を活用します。
準備が不安な場合は気軽に会員用公式LINEより気軽にお問い合わせください。
探究ゼミ「イベント企画コース」(9月クラス)
2022.08.19 UP
企画の極意を学ぼう。自分の興味関心を「イベント」に詰め込む1か月間。
このコースは「イベントを通して自分の想いを形にする」プログラムです。
(※8月期までの「イベントプロデュース」コースと同様の内容です。)
漠然とイベント企画にチャレンジしてみたいという人はもちろん、興味関心のある分野はあるけど1歩目の踏み出し方がわからない人、イベント企画やファシリテーションのノウハウを知りたいという人…。何かに当てはまる人はきっと楽しめるはず。
テーマを決めイベントを企画し、運営まで実施することで、自分のアイデアを形にする経験ができます。
また、企画や準備の過程で自身のやりたいことを深く考えることで、やりたいことへの考えがより深まることも。
最終的には発表会で20分間のイベントを参加者向けに開催!参加者の反応を直に見られる貴重な経験を得られます。
スケジュール

Day 1-3全日程参加がコース参加の条件となりますのでご了承ください。
各日の内容は以下の通りです。
●DAY1
「イベントのテーマを設定しよう」
・イベントって何のためにするの?
・マイテーマ&キーワードを深堀り!
●DAY2
「テーマ×アイディア!? イベントの内容を考えよう!」
・どんなイベントにしたいかアイディアを広げてみよう!
・具体的にイベントの内容を整理しよう!
・スライドなどイベントで使うものを作成しよう
●DAY3
「イベントの流れを決めて、20分間で実践!」
・20分間で実践してみよう!
・イベント実践踏まえ、参加者間で対話しよう!
※当日までに、イベント時使用する投影資料の提出があります。
学べること
・イベント企画/設計のノウハウ
・想いを形にしアクションに移していく力
・同世代から貰える刺激


事前準備のお願い
・LINEオープンチャットへの参加(定期連絡や相談対応のため。申込後にチャット入室リンクを送ります。)
・Zoomを使えるようにしておいてください。(
・Google アカウントの作成、あるいはアプリのインストール(Google スプレッドシートやGoogle スライドを使用するため)
探究ゼミ「プレゼンテーションスキル・コース」(9月クラス)
2022.08.19 UP
一生役に立つ「伝える力」の基礎を学ぼう
授業内でのプレゼン発表、部活でのグループ活動、自分のやりたいことを先生や家族に伝えたいときや入試の面接など
日常生活では、自分の想いや意見を伝えたい場面が沢山あるのではないでしょうか。
そして、そのような時にネガティブな気持ちを持つ人も少なくないのではないでしょうか。
このコースでは、
「自分の伝えたいことがなんだかうまく伝わらない」
「話していると何が言いたいのかわからなくなる」
…といった悩みを解消していきます。
相手に何かを「伝える」ためには、しっかりとした準備と設計が必要です。
まずは「伝えるとは何か」という基礎を学び、相手に伝わる言葉を考え、最終的には一つのテーマを設定して2分間程度のショートプレゼンを発表することを目標としています。
きっとコースを修了したあとには、話すこと、伝えることにポジティブな気持ちを持てるはずです!
スケジュール

Day 1-2両日程参加がコース参加の条件となりますのでご了承ください。
各日の内容は以下の通りです。
●DAY1
「伝える相手を理解しよう、伝えたい内容を明確にしよう」
・「言う、伝える、伝わる」の違いとは
・相手の立場に立って話すということ
・私が伝えていきたいメッセージ
●DAY2
「伝わる内容にリデザインしよう」
・伝えるテーマの設定
・相手に合わせた言葉選び
・発表の構成方法
学べること
・相手に伝わる話し方
・プレゼンの設計方法
・相手に合わせた言葉の選び方

事前準備のお願い
・初回参加時までに、
・Zoomを使えるようにしておいてください。(
・カタリバオンライン for Teensのホームページから、「マイページ」にアクセスできるようにしておいてください。自己紹介の際に、サイトの「マイページ」を活用します。
準備が不安な場合は気軽に会員用公式LINEより気軽にお問い合わせください。

▲カタリバオンラインプログラムの様子