Teens会員の高校生持ち込み企画「『オーダーメイド教育』×『起業』~個々にあったベストな学び方を模索しよう~」(23年8月30日実施)
2023.08.08 UP
Teens会員の高校生持ち込み企画「帰国子女が教える、『人を巻き込むリーダーシップ』~必要なのは無我夢中な精神!?~」(23年8月31日実施)
2023.08.08 UP
Teens会員の高校生持ち込み企画「帰国子女が教える、『人を巻き込むリーダーシップ』~必要なのは無我夢中な精神!?~」(23年8月31日実施)
2023.08.08 UP
しの
2023.08.08 UP
あいり
2023.08.08 UP
こっこちゃん
2023.08.08 UP
自分のやりたいこと、アイデンティティ、夢は何?/”問い”を育む 高校生たちの物語 #51
2023.08.08 UP
「”問い”を育む 高校生たちの物語。」は、カタリバオンライン for Teensで出会った全国の高校生の「未来」と「探究」を応援するインタビュー企画。
日常の小さな疑問や違和感、純粋な好奇心や”好き”から、迷いながら一歩ずつ「マイストーリー」を歩む高校生を紹介します。
自由の魔女エルさんプロフィール
高校3年生、新潟県佐渡島出身。小さい頃から魔法が好きで、趣味は、魔法や宗教の本を読むこと、MV作成。高校2年生の時に学生団体を立ち上げ、地元佐渡島の地域活性や格差是正に取り組んでいる。 |
アーシングヨガで佐渡の自然をPR&地域活性
Q:今取り組んでいる探究活動/マイプロジェクトについて教えてください
一つは、「エルの波」という私が立ち上げた学生団体で、佐渡の起業家と学生活動家たちをつなげるコミュニティラボを作ろうとしています。高校1年生の時に、「里山未来ユースサミット」という地域活性化のイベントプログラムに参加して、佐渡の課題についてディスカッションとプレゼン発表をしました。その内容が、佐渡の自然そのものを体感できるアーシングヨガを通して移住者を増やしたいというアイディアだったのですが、観光交流機構賞とグッドアイデア賞をいただきました。その後、体験型観光商品としてアーシングヨガを商品化することになって、学生団体を立ち上げて今に至ります。
もう一つは、SFC地域創生団体HIRONDELLEという団体で地方の教育格差や情報格差をなくすための活動をしています。他にも、富士通デザインセンターの地域創生プロジェクトの高校生登用人材として、佐渡を食でつなぐGACHIコミュニティレストランの運営兼メンバーとしても活動しています。
▲高校2年生の時に企画した、佐渡の自然を体感できるアーシングヨガのイベント。
自然と科学の融合 魔法を通して世界中の人に感動を与えたい!
Q:探究活動/マイプロジェクトを通じて、どんな学びや変化がありましたか
本当にいろんな人に助けられているんだということ、人と人とが関わって社会が成り立っているんだな、ということをひしひしと感じました。昔の自分は人との繋がりをあまり意識したことがなかったのですが、プレゼンの発表会等で多くの人と交流する機会があり、繋がりを感じることが増えました。その関係からMV作りに発展したり、今でも電話でディスカッションや近況報告をしたりしています!人との繋がりは今後も大切にしていきたいです。
▲佐渡をPRするために作った自作MV。
Q:これからどんなことにチャレンジしていきたいですか
一つはエルの波で、佐渡の起業家と学生活動家たちをつなげるコミュニティラボを作って、地元地域に貢献する活動を続けたいです。以前は「佐渡は何もない離島だから、脱獄してやる!」としか考えていなかったのですが、団体での活動を通して、地元のために協力しあいながら事業を創り上げている大人がいると知りました。その姿は純粋にカッコいいと思いますし、これから島外に行っても、佐渡と繋がりながらインフルエンサーとしてPRしていきたいです。
もう一つは、最近MR(複合現実)などの最新技術に興味を持っていて、アート×音楽×デジタルの研究を始めようと思っています。私のアイデンティティである「魔法」を現せるのはMRだと思っていて、そうした最先端技術を使いながら、アーシングヨガで学んだ自然の美しさも大事にした、自然と科学の融合を楽しんでもらえるようなフェスを、世界中を旅しながら開きたいと思っています。目には見えない精神的な領域を、アートで表現して鑑賞体験として提供できたらうれしいです。
大事なのは人の評価よりも、夢を見つけてアイデンティティを確立すること。
Q:今回カタリバオンライン for Teensに参加した理由を教えてください
身の回りに積極的に課外活動を進めている子がいて、その子に感化されたのが一番の理由です。アーシングヨガが終わってひと段落したタイミングで、自分も何かやりたいとTwitterで機会を探していたらカタリバオンラインを見つけました。プログラム一覧を見て、「自分がめちゃくちゃほしかったものがここだ!」と思い予定を確認してすぐ応募しました。
Q:カタリバオンライン for Teensに参加してどうでしたか
一番印象に残っているのは「イベント企画力」です。参加者全員が個性的で、目標を持って活動を進めている人が多く、とても刺激を受けました。プログラムの中では、実際に自分でスライドを作りイベント発表をするのですが、1週間という短期間でスライドを作る経験をしたことがなかったので、「こんなにパソコン触るのか?!」というくらい忙しかったですが、とても為になりました。
また、「プレゼンテーションスキル」のプログラムでは魔法について話したのですが、誰もが信じてはいないものを、わかりやすく身近に感じてもらえるように説明することに苦労しました。私はスライドを作ったのですが、口頭だけで話される方もいて、ジェスチャーや表情、言葉だけでイメージをかき立てさせることができるのだと、他の方のスキルにすごく驚きました。
Q:最後に全国の高校生へメッセージをお願いします!
本当に自分のやりたいことは何なのか、夢は何なのかを、カタリバオンラインのようなコミュニティを通して色々な人と触れ合うことによって再認識し、自分のアイデンティティ確立に繋げていってほしいと思います。
課外活動は夢の発見や交流の広がりに繋がるものの、バックグラウンドや実績を求められがちな悲しい現実があります。私自身も、最初は好きで活動していたはずなのに、気づいたら評価を受けることが目的になっていた時期がありました。そうならないためにも、自分が本当に心の底からやりたいこと、バカみたいに大きい夢でもいい、そういった思いを語り合いながら成長していってほしいです。夢は呪いじゃなくて希望です。一番自分らしい形で楽しく活動を続けていきましょう!
みんなが言う「普通」って何だろう?/”問い”を育む 高校生たちの物語 #50
2023.08.07 UP
「”問い”を育む 高校生たちの物語。」は、カタリバオンライン for Teensで出会った全国の高校生の「未来」と「探究」を応援するインタビュー企画。
日常の小さな疑問や違和感、純粋な好奇心や”好き”から、迷いながら一歩ずつ「マイストーリー」を歩む高校生を紹介します。
こうきさんプロフィール
高校3年生、山口県出身。 高校2年生の時に、「一人ひとり関心が異なるのに、なぜみんな”良い大学”を目指して同じ内容を勉強しているんだろう?」と疑問に思い、通信制高校に編入。自分のペースで学業を進めながら、学童保育のアルバイトやマイプロジェクトなど、やりたいことに積極的に取り組んでいる。 |
負けず嫌いに火をつけた、友人からの心ない言葉。
Q:今取り組んでいる探究活動/マイプロジェクトについて教えてください
色々な活動をしていますが、今特に力を入れているのは「通信教育に革命を起こそう!」というプロジェクトです。県内にある通信制高校5校にヒアリングをしたり、高校生30人ほどを集めて進路に関するイベントを開催したりしました。
このプロジェクトを進めるきっかけになったのは、高校2年生で通信制高校に編入した際、友だちから「お先真っ暗だね、大学行けないね」などの言葉を掛けられたことです。「自分の好きなことを好きなように学びたい」と思い編入を決断したのですが、友人からこのような言葉を掛けられて初めて、通信制高校に対してネガティブなイメージが蔓延していることを知りました。
実際、私が通っている通信制高校は進学実績も良く、ポジティブな面もたくさんあります。実態を知らないからこそ出てきたネガティブな発言だったと思うのですが、負けず嫌いな私としては本当に悔しく、将来的には通信制高校に対する認知を変えて、進路選択の際に全日制と同等に扱われる未来をつくりたいです。
友人からの誘いに乗っかったら、行動することを楽しむ自分に出会えた。
Q:探究活動/マイプロジェクトを通じて、どんな学びや変化がありましたか
一番大きな変化は、自分でも案外色々なことができるかもしれない、と思えるようになったことです。中学までは、生徒会に入ってみたいと思っても勇気が出ず、立候補しないで内心後悔しているような状況でした。
転機になったのは高校1年生の時です。校外活動に積極的な友人に誘われてボランティアやマイプロジェクトに参加するようになり、自分を応援してくれる地域の人や、自分たちの活動に対して「ありがとう」と言ってくれる人たちと出会ったことで、人に聞きまくる・行動しまくることへの抵抗がなくなっていきました。実際に、こうした活動を進めていく中で自分の進路についても考えるようになり、志望先に通っている大学生に会うために湘南まで足を運んだこともあります。
こうして色々なことに取り組んでいる生徒は校内では珍しいらしく、最初は先生や同級生からも「変なことやっている」と見られていました。けれど続けているうちに、「色々やっとってすごいな」という言葉に変わった時があり、その瞬間すごく嬉しく達成感が湧いてきたのを覚えています。
▲探究活動の一環で、公設塾について発表・議論するこうきさん。
Q:これからどんなことにチャレンジしていきたいですか
たくさんありますが、まずは今通っている通信制高校で生徒会を立ち上げたいです。通信制高校の魅力を高めるためにも、もっと生徒が主体的に運営していくことが重要だと思っているのですが、担任や校長先生への提案を進める中で、なかなか道のりは険しそうだな…と感じているのが正直なところです。
更に取り組んでみたいのは、進路に関するオンラインイベントの開催です。進路選択に悩む高校1~2年生と、実際に大学・企業に属する登壇者4~5名を集めて、対話する場を作っていきたいです。まったく異なる立場の人たちを集めて対話を重ねることで、生徒が自分にとって最適な選択肢を考えられるだけでなく、大人側にも気づきや学びを得ていただけるのではないかと思っています。
周りから見たら「変なこと」でも、やり続ければ「普通なこと」に変わる。
Q:今回カタリバオンライン for Teensに参加した理由を教えてください
一番初めのきっかけは、マイプロジェクトが投稿しているプログラム案内をFacebookで見たことです。興味本位で参加してみたのですが、最初に参加した高校生企画では、同年代の高校生がプログラムの主催・進行をしっかりと行っていただけでなく、参加者側も積極的に意見を述べていてすごく面白かったです。
そこから「ファシリテーションスキル」など他のプログラムにも参加してみたのですが、どのプログラムも大満足でした。いい意味で気を遣わずに率直に発言してくれる参加者が多く、普段高校生と接する機会が少ないのでとても学びになりました。カタリバオンラインの参加者は国も県も異なるところから参加しているので、違う見方・考え方をした人たちの意見が混ざりあっていくのが面白いと思います。
Q:最後に全国の高校生へメッセージをお願いします!
「高校生のうちの変人は普通だ、もっとやっていけ!」ということを一番伝えたいです。多くの学校は昔から大切にしてきている価値観を守ろうとしているかもしれませんが、その中で「異質な存在」になったり「変なこと」に挑戦してみたりすることは、決して無意味ではないと思います。やってきたことには絶対意味があるし、いつかその「変なこと」が普通になる時が来るので、粘って色々なことに挑戦してみてほしいです。必ず、良い未来が待っています!
※こうきさんが主催する高校生企画はこちら!
Teens会員の高校生持ち込み企画「多様に変化する社会『これから求められる学校教育』とは?~そもそも学校って必要??『学校教育』に『疑問』を持つ人集合!~」(23年8月10日実施)
【全国の高校生へ】カタリバオンライン for Teens エントリー受付中!
2023.08.03 UP
夏休みの今がチャンス!
学校で学べないスキルが無料で学び放題!
全国から1,800名以上の高校生が参加する
オンラインプログラムを毎月開催中
全国の仲間とともに学び合いながら、
自分がやりたいことを実現しよう!
▲オンラインプログラムの様子
8-9月も大人気スキルアッププログラムをご用意
すべてオンライン開催!日本全国どこからでも気軽に参加できます!
◆プログラム予定(全日程20:00~21:30開催)
「対立した意見をまとめる話し合いのコツを考える!」
●ディスカッションスキル(8月期)
木曜コース:8/17, 8/24
「一生役に立つ『伝える力』の基礎を学ぼう!」
●プレゼンテーションスキル(8月期)
月曜コース:8/21, 8/28
「グループワークが上手く進められるコツを学ぶ!」
●ファシリテーションスキル(8月期)
火曜コース:8/22, 8/29
「自分の想いをカタチにして届けよう!」
●イベント企画力(9月期)
金曜コース:9/1, 9/8
「初心者歓迎!デザインの基礎きほんを学ぼう!」
●デザインスキル(9月期)
火曜コース:9/5, 9/12
「相手にスッと伝わる文章を書くには?」
●ライティングスキル(9月期)
水曜コース:9/20, 9/27
「カタリバオンライン for Teens」には
・探究活動や将来役に立つスキルを身につけたい
・自分の「やりたいこと」を実現したい
・学校外で新たなチャレンジをしてみたい
・全国の高校生と交流したい
そんな全国の高校生が集まっています。
高校生が自分の好きなテーマでイベントを実践する「高校生企画」などスキルアップ以外にも視野を広げたり、仲間と交流したり、将来に役立つ様々なプログラムをご用意しています。
皆さまのご参加をスタッフ一同お待ちしております!